その時々の嵌りものについて、つらつらと思うまま書いています。
のんびりまったり更新中。
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カウンター
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/11)
(03/14)
(08/14)
(03/14)
(03/14)
プロフィール
HN:
柏木秋葉
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
悟郎ルート。B6在学中。
春の足音が聞こえてきそうな2月下旬の放課後。
授業を終えた悠里が廊下を歩いていると、ひときわけたたましい
足音が威勢良く近づいてきた。
「あ、センセ!み~つけたっ!!ハグゥ~~」
ドンッ!バタッ!!
「あ、いたたたた・・・・・・」
ふいに飛び付かれて倒れ込む。腰を強打してしまった。
「センセ、ダイジョブゥ~?」
「だ、大丈夫じゃな・・・って、悟郎くんっ!いつも、突然抱きつかないで
って、言ってるでしょう!」
女の子のように見えて、しっかりと男の子な悟郎に抱きつかれては、
たまったものではない。
「えへっ☆ゴメンナサ~イ」
少しも反省の色が見えないのは、気のせいではないだろう。
「もう・・・・・・ところで、吾郎くん、試験どうだった?」
今日が悟郎の受験日だったことを思い出し、尋ねてみる。
「うん、もうバッチリ!!ゴロちゃん天才だから、ダイジョブ!」
「そう、ならいいけど・・・・・・」
何を言ってもはぐらかされているような気分になる悠里だった。
「あ、そうだ!センセ、明日はナンの日だか知ってるぅ~?」
「明日?明日ねぇ・・・何かあったかしら?」
歩きながら話をしていると、悟郎が思いだしたように言ったが、
悠里には思い当たるフシはなかった。
「明日はねぇ・・・ジャジャ~ン!ナント、ゴロちゃんの誕生日なのです!」
さも大事のように発表する悟郎に、思わず笑顔になる。
「悟郎くん、明日誕生日なの?18歳か・・・」
私が18歳の頃は・・・と、美少女とみまごうほどの悟郎と、
かつての自分の姿を比べそうになったが、あまりの不毛さに気付く。
「そうなのです。ゴロちゃん、18歳になっちゃいます!もう未成年じゃないよっ」
TSUKKOMI!
「まだ、未成年です!!日本では、成人になるのは20歳でしょう!」
「ニャハッ、ゴロちゃん、間違えちゃった☆」
もうすぐ卒業だというのに、未だにこんな初歩的なミスをしていることに
頭がクラッとした。
授業を終えた悠里が廊下を歩いていると、ひときわけたたましい
足音が威勢良く近づいてきた。
「あ、センセ!み~つけたっ!!ハグゥ~~」
ドンッ!バタッ!!
「あ、いたたたた・・・・・・」
ふいに飛び付かれて倒れ込む。腰を強打してしまった。
「センセ、ダイジョブゥ~?」
「だ、大丈夫じゃな・・・って、悟郎くんっ!いつも、突然抱きつかないで
って、言ってるでしょう!」
女の子のように見えて、しっかりと男の子な悟郎に抱きつかれては、
たまったものではない。
「えへっ☆ゴメンナサ~イ」
少しも反省の色が見えないのは、気のせいではないだろう。
「もう・・・・・・ところで、吾郎くん、試験どうだった?」
今日が悟郎の受験日だったことを思い出し、尋ねてみる。
「うん、もうバッチリ!!ゴロちゃん天才だから、ダイジョブ!」
「そう、ならいいけど・・・・・・」
何を言ってもはぐらかされているような気分になる悠里だった。
「あ、そうだ!センセ、明日はナンの日だか知ってるぅ~?」
「明日?明日ねぇ・・・何かあったかしら?」
歩きながら話をしていると、悟郎が思いだしたように言ったが、
悠里には思い当たるフシはなかった。
「明日はねぇ・・・ジャジャ~ン!ナント、ゴロちゃんの誕生日なのです!」
さも大事のように発表する悟郎に、思わず笑顔になる。
「悟郎くん、明日誕生日なの?18歳か・・・」
私が18歳の頃は・・・と、美少女とみまごうほどの悟郎と、
かつての自分の姿を比べそうになったが、あまりの不毛さに気付く。
「そうなのです。ゴロちゃん、18歳になっちゃいます!もう未成年じゃないよっ」
TSUKKOMI!
「まだ、未成年です!!日本では、成人になるのは20歳でしょう!」
「ニャハッ、ゴロちゃん、間違えちゃった☆」
もうすぐ卒業だというのに、未だにこんな初歩的なミスをしていることに
頭がクラッとした。
PR
この記事にコメントする