その時々の嵌りものについて、つらつらと思うまま書いています。
のんびりまったり更新中。
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続いてしまいました。
ガラッ パンパンパーーーンッ!!!
「ショウちゃ~~ん、ポペラおめでとぉ~!」
突然、扉が開いて、クラッカーを手にした風門寺君が飛び込んできた。
「ご、悟郎くん?」
「風門寺君、なんですか、これはっ」
あまりにも驚いた私は柄にもなく叫んでしまった。
「あ、あれぇ?今日ってぇ、ショウちゃんのお誕生日じゃなかったっけぇ?」
言われて、今日が9月13日だったことに気付いた。
「そう言えば、そうでした」
「で、しょぉ~。だぁかぁらぁ、ゴロちゃん達がお祝いして
あげようと思ってぇ」
ん?たち?と、訝しく思っていると・・・・・・
「Shit!職員室がParty会場とは貧相なことこの上ない」
「おー、わんにゃん祭りの会場ってここかぁ?」
「全く、時間の無駄だ。早くしろっ」
「キシシッ、オレ様のイタズラで盛り上げてやンぜェ」
「・・・・・・眠い」
「クケ~~クケッ」
B6や他の先生方がぞろぞろと職員室へ入ってきた。
「先輩!ごめんっ」
最後に入ってきた真田が、私の元へ駆け寄ってきて頭を下げた。
「お、おれは、南先生に任せた方がいいって言ったんだ。
けど、悟郎のヤツがどうしてもみんなでお祝いしたいって言い張って。
って、何人か勘違いしてるのもいるけど・・・」
「いいんだ。真田、ありがとう」
誕生日を大勢に祝ってもらうなど終ぞ覚えがない。
皆の気持ちは素直に嬉しかった。
「フッ。真壁の財力をもってすれば、この貧相な職員室もリッパな
Party会場にサマガわりだ。おい、永田!早速手配しろっ。
クックックッ・・・・・・ハーッハッハッハ!」
「ほ、ほんとに大丈夫かなぁ。おれ、なんだか心配になってきたよ。先輩」
隣で後輩が青ざめている。
「いや、たまには賑やかなのも悪くはない」
いつも以上に騒々しい職員室を見回しながら、今年の誕生日は、
人生で一番印象深い誕生日になるのだろうと思った。
Fin.
「ショウちゃ~~ん、ポペラおめでとぉ~!」
突然、扉が開いて、クラッカーを手にした風門寺君が飛び込んできた。
「ご、悟郎くん?」
「風門寺君、なんですか、これはっ」
あまりにも驚いた私は柄にもなく叫んでしまった。
「あ、あれぇ?今日ってぇ、ショウちゃんのお誕生日じゃなかったっけぇ?」
言われて、今日が9月13日だったことに気付いた。
「そう言えば、そうでした」
「で、しょぉ~。だぁかぁらぁ、ゴロちゃん達がお祝いして
あげようと思ってぇ」
ん?たち?と、訝しく思っていると・・・・・・
「Shit!職員室がParty会場とは貧相なことこの上ない」
「おー、わんにゃん祭りの会場ってここかぁ?」
「全く、時間の無駄だ。早くしろっ」
「キシシッ、オレ様のイタズラで盛り上げてやンぜェ」
「・・・・・・眠い」
「クケ~~クケッ」
B6や他の先生方がぞろぞろと職員室へ入ってきた。
「先輩!ごめんっ」
最後に入ってきた真田が、私の元へ駆け寄ってきて頭を下げた。
「お、おれは、南先生に任せた方がいいって言ったんだ。
けど、悟郎のヤツがどうしてもみんなでお祝いしたいって言い張って。
って、何人か勘違いしてるのもいるけど・・・」
「いいんだ。真田、ありがとう」
誕生日を大勢に祝ってもらうなど終ぞ覚えがない。
皆の気持ちは素直に嬉しかった。
「フッ。真壁の財力をもってすれば、この貧相な職員室もリッパな
Party会場にサマガわりだ。おい、永田!早速手配しろっ。
クックックッ・・・・・・ハーッハッハッハ!」
「ほ、ほんとに大丈夫かなぁ。おれ、なんだか心配になってきたよ。先輩」
隣で後輩が青ざめている。
「いや、たまには賑やかなのも悪くはない」
いつも以上に騒々しい職員室を見回しながら、今年の誕生日は、
人生で一番印象深い誕生日になるのだろうと思った。
Fin.
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