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その時々の嵌りものについて、つらつらと思うまま書いています。 のんびりまったり更新中。
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Special Mischief Chapter.1の続きです。

「瞬くん、そこは間違えやすいから気を付けて」
「あぁ、そうか・・・」
瞬の誕生日当日は土曜日で授業はなかったが、少しでも遅れを
取り戻すべく、午前中のわずかな時間だけ補習を行うことにしていた。

ガラッ、バシューーーーーーーッ!!

「う゛っ、な、なんだっ。これはっ!」
「キシシッ、どうだッ!オクラ納豆ネバネバエキス水鉄砲の威力はよォ!」
「き、清春くん!?」
「せ・ん・ど・う~~~!貴様っ、今日という今日は・・・殺すっ!ぶっ殺すっ!」
「ケッ、殺せるもンなら、殺してみなってーのォ」
「あ、逃げたわ」
「先生は、そっちのドアから追ってくれ!オレは、前のドアから行くっ」
そう言って瞬はすかさず立ち上がり、清春を追いかける。
「えっ?あ、う、うん」
悠里もワンテンポ遅れつつ、後ろのドアへと手をかける。
バサッ。
「きゃ、きゃぁっ」
黒板消しが落ちてきて、頭から真っ白になってしまう。
「クククッ、相変わらず、とれェなァ、ブチャ~」
「先生・・・今時、ドアに挟んだ黒板消しなんて古い手に引っかかるとは・・・」
瞬にまで呆れられてしまう。
「しゅ、瞬くん。そんなことより、清春くんを追いかけないと・・・」
「はっ。そうだな。待て、仙道~!」
「待てって言われて、待つバカがいるかってーのォ!ほらよッ、コレをくれてやらァ」
そう言って何かをバラ撒く。
「えっ?これって、まきびしぃ?一体、何処でこんなこと覚えてくるのかしらね」
悠里が変なところに感心していると、
「先生、これは画鋲だ。くそっ、仙道!靴に穴が空いたら弁償させるからなっ」
「瞬くん、怒るとこ、そこなのぉ?」
どっちもどっちである。

「先生、とりあえず二手に分かれよう」
まきびしを避けるのに手こずっている間に、清春の姿は消えていた。
「えぇ、そうね。じゃ、私は職員室の方へ行ってみるわ」
「じゃぁ、オレはバカサイユだ」
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