その時々の嵌りものについて、つらつらと思うまま書いています。
のんびりまったり更新中。
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乃凪ED後。内沼…?→←亜貴←乃凪。
注:ノリちゃん好きの方は、絶対に読まないでください。
注:ノリちゃん好きの方は、絶対に読まないでください。
「あ、俺トイレ」
「・・・行ってこいよ」
「うん。んじゃ行ってくる」
そう言って席を立つ。
いつもと同じ放課後の図書室。
いつもと同じ三人で勉強会の途中、俺はトイレへ行くふりをして、
しばらくの間席を外し、二人きりにする。それもいつものこと。
だけど・・・
チラッと後ろを振り返ると、仲良さげな二人の姿が目に映った。
ズキッ。
「ん?」
何故か胸が痛んだが、そのことには気にせず歩みを進めた。
「あ・・・あれ?何これ?・・・うぅっ」
突然、激しい頭痛が俺を襲った。
「か、葛ちゃん!!」
うすれゆく意識の中で、彼女が俺を呼ぶ声を聴いた気がした。
「う・・・うぅ」
「あ、葛ちゃん。気がついた?」
ふと目を覚ますと、可愛い従妹が俺の顔を覗きこんでいた。
「うん・・・ここは?」
「保健室。葛ちゃん頭押さえて、気失っちゃったから、乃凪先輩に運んでもらったの」
辺りを見回してみる。
白いカーテンに囲まれた空間に置かれたベッドに寝かされていた。
「そっか・・・」
「うん。あ、あたし、乃凪先輩呼んでくるね。心配してると思うから」
そう言ってベッドサイドの椅子から立ち上がろうとする彼女の腕を咄嗟に掴まえる。
「葛ちゃん?」
「あ・・・ごめん」
無意識の行動を恥じて、掴んだ手を解く。
「ふふっ。こうしてると安心するよね?」
彼女は微笑みながら椅子にかけなおし、俺の手をとる。
「うん・・・」
カーテンの向こうの気配が扉の外へ消えたことに、俺は気付かないふりをした。
「・・・行ってこいよ」
「うん。んじゃ行ってくる」
そう言って席を立つ。
いつもと同じ放課後の図書室。
いつもと同じ三人で勉強会の途中、俺はトイレへ行くふりをして、
しばらくの間席を外し、二人きりにする。それもいつものこと。
だけど・・・
チラッと後ろを振り返ると、仲良さげな二人の姿が目に映った。
ズキッ。
「ん?」
何故か胸が痛んだが、そのことには気にせず歩みを進めた。
「あ・・・あれ?何これ?・・・うぅっ」
突然、激しい頭痛が俺を襲った。
「か、葛ちゃん!!」
うすれゆく意識の中で、彼女が俺を呼ぶ声を聴いた気がした。
「う・・・うぅ」
「あ、葛ちゃん。気がついた?」
ふと目を覚ますと、可愛い従妹が俺の顔を覗きこんでいた。
「うん・・・ここは?」
「保健室。葛ちゃん頭押さえて、気失っちゃったから、乃凪先輩に運んでもらったの」
辺りを見回してみる。
白いカーテンに囲まれた空間に置かれたベッドに寝かされていた。
「そっか・・・」
「うん。あ、あたし、乃凪先輩呼んでくるね。心配してると思うから」
そう言ってベッドサイドの椅子から立ち上がろうとする彼女の腕を咄嗟に掴まえる。
「葛ちゃん?」
「あ・・・ごめん」
無意識の行動を恥じて、掴んだ手を解く。
「ふふっ。こうしてると安心するよね?」
彼女は微笑みながら椅子にかけなおし、俺の手をとる。
「うん・・・」
カーテンの向こうの気配が扉の外へ消えたことに、俺は気付かないふりをした。
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