その時々の嵌りものについて、つらつらと思うまま書いています。
のんびりまったり更新中。
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贈り物 ~第1色~の続き。
沢登が出てきません・・・orz
沢登が出てきません・・・orz
「うぎゃぁ!だから!沢登なんかにプレゼントしなくていいんだよっ」
「か、葛ちゃん?」
それまでだんまりを決め込んでいた葛が突然叫んだ。
「だいたい、俺だってまだ亜貴ちゃんから誕生日プレゼントもらったこと
ないのに、なんで、沢登が貰えるんだよ」
「何をぶつぶつ呟いているのかと思えば・・・。なるほど、その論法でいくと
恐らく俺もお前より先に誕生日プレゼントが貰えそうだな」
「何それっ。ノリちゃん、催促ぅ」
「催促じゃねー。依藤さんのことだから、気を遣って俺の誕生日にも
何か考えてくれるだろうってことだっ」
「あぁぁ、何で俺、3月生まれなんだろう」
「か、葛ちゃん!葛ちゃんの誕生日は特別だからっ!
何でも葛ちゃんの欲しい物あげるからっ。ね、落ち着いて!」
なんとか宥め賺せる。
「え?ほんと?」
「うん。ほんと、ほんと」
「・・・なんでも?」
「うん。なんでも!」
「ふぅ~ん。じゃ、我慢しよっと」
葛の目が、キラ~ンと輝いた。
何とかこの場を収めたものの、亜貴は嫌な予感がした。
「あぁ、とりあえずアレなら沢登喜ぶんじゃないか?」
しばし考えた後、乃凪が思いついたようだった。
「うん。アレね!確かにアレなら間違いないね。ノリちゃんにしては上出来じゃん」
「俺にしては・・・は、余計だ」
内沼も同意したが、一言多いのはいつものことだ。
「はい。アレですね!いいですね。早速買いに行ってきます。
乃凪先輩、ありがとうございました」
亜貴もその考えに賛同し、提案者に礼を言う。
「葛ちゃんも一緒に考えてくれてありがとう。じゃ、私、行くね」
「あ、亜貴ちゃん。俺も行くよ」
「うん。じゃ、乃凪先輩、さようなら」
「はい。さようなら」
「ねー、亜貴ちゃん。ほんとに何でもいいのぉ?」
遠ざかる声を聴きながら、
『依藤さん、これから先、苦労するだろうな』と、老婆心が擡げる乃凪だった。
「か、葛ちゃん?」
それまでだんまりを決め込んでいた葛が突然叫んだ。
「だいたい、俺だってまだ亜貴ちゃんから誕生日プレゼントもらったこと
ないのに、なんで、沢登が貰えるんだよ」
「何をぶつぶつ呟いているのかと思えば・・・。なるほど、その論法でいくと
恐らく俺もお前より先に誕生日プレゼントが貰えそうだな」
「何それっ。ノリちゃん、催促ぅ」
「催促じゃねー。依藤さんのことだから、気を遣って俺の誕生日にも
何か考えてくれるだろうってことだっ」
「あぁぁ、何で俺、3月生まれなんだろう」
「か、葛ちゃん!葛ちゃんの誕生日は特別だからっ!
何でも葛ちゃんの欲しい物あげるからっ。ね、落ち着いて!」
なんとか宥め賺せる。
「え?ほんと?」
「うん。ほんと、ほんと」
「・・・なんでも?」
「うん。なんでも!」
「ふぅ~ん。じゃ、我慢しよっと」
葛の目が、キラ~ンと輝いた。
何とかこの場を収めたものの、亜貴は嫌な予感がした。
「あぁ、とりあえずアレなら沢登喜ぶんじゃないか?」
しばし考えた後、乃凪が思いついたようだった。
「うん。アレね!確かにアレなら間違いないね。ノリちゃんにしては上出来じゃん」
「俺にしては・・・は、余計だ」
内沼も同意したが、一言多いのはいつものことだ。
「はい。アレですね!いいですね。早速買いに行ってきます。
乃凪先輩、ありがとうございました」
亜貴もその考えに賛同し、提案者に礼を言う。
「葛ちゃんも一緒に考えてくれてありがとう。じゃ、私、行くね」
「あ、亜貴ちゃん。俺も行くよ」
「うん。じゃ、乃凪先輩、さようなら」
「はい。さようなら」
「ねー、亜貴ちゃん。ほんとに何でもいいのぉ?」
遠ざかる声を聴きながら、
『依藤さん、これから先、苦労するだろうな』と、老婆心が擡げる乃凪だった。
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