Promise ～おまけ～

なくてもいいんだけど・・・という、最終話です。
全て会話文で構成されています。
台詞の前に、名前入れた方がいいのかなぁ（今のところないです）。

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

「ま、初恋は実らないって言うしね」
「ほんとに、諦め悪いなぁ」
「え？何か言ったかな？」
「ううん。何も」
「そう・・・。なら、いいけど」

「ところで、俺たちいつまでこんなことするんだ？」
「そうだね。いい加減馬鹿馬鹿しくなってきたし、そろそろ帰ろうか」
「馬鹿馬鹿しいのは、初めからわかってるんじゃ・・・」
「ん？何か？」
「いいえー。あーっ、私の王子様は何処にいるのぉ？」
「「・・・・・・」」
「だから、何でそこで黙るのよ」
「さ、帰ろうか」
「あぁ、帰るか・・・」

『あの人が彼女の王子様だなんて、認めないけどね』

「なんか、納得いってないみたいだな」
「え？何のこと？」
「いや、なんでもない。・・・大丈夫か？」
「ん？あぁ・・・なんとかね。君は？」
「あぁ、なんとかな・・・」
　
　

「ねぇ、葛ちゃん。約束ってね、韓国語でもヤクソクって言うんだって」
「へぇ、亜貴ちゃん物知り～☆」
「えへへ。韓流ドラマの受け売りなんだけどね」
「ふぅ～ん。亜貴ちゃん、韓流ドラマ好きなの？」
「うーん・・・そうでもないけど、TVついててやってたら、見るかな」
「ねぇ。じゃあ、韓流ドラマみたいな恋愛してみる？」
「（何されるかわかったもんじゃないし）・・・・・・遠慮しておきます」
「なぁんだぁ、残念☆」
『やっぱり、なんか企んでたんだね。葛ちゃん』

「ところで、亜貴ちゃん」
「へ？な・なに？」
「なに慌ててるの？」
「ううん、別に。で、何？」
「あぁ、この韓国語の話題って、今までの話となんか関係あるの？」
「ううん。ないよ。作者の小ネタ！」
「そ、そうなんだぁ。・・・って、作者って誰？亜貴ちゃん、大丈夫！？」

                                                                                                                       Fin.


※韓国語でヤクソクについては、葛ちゃんの言う通り、
　 ドラマの受け売りですので、ご指摘はご容赦願います。