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その時々の嵌りものについて、つらつらと思うまま書いています。 のんびりまったり更新中。
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Promise~第5色~の続き。
1-4の愉快な仲間達が出てきます。
どれが誰の台詞かわかってもらえるだろうか・・・(かなり不安)。

「こんなところ、誰か知り合いにでも見られたらどうしよう・・・」
長く深いキスの後にも、一向にやみそうにないキスの嵐を受け止めながら
亜貴は思った。
「特に・・・白原くんとか・・・」

「しっかりと見てるケドね」
少し離れた塀の影から、二人を見つめる目が6つ。
「ね、姐さん・・・お、俺は姐さんが幸せならそれでいいッス。ぐ、ぐすっ」
「ああいうのをまさに、バカップルって言うんだろうね」

「あー、私も彼氏ほしいーーー」
「「・・・・・・」」
「なんで、そこで黙り込むのよぉ」

「ね?亜貴ちゃん、知ってる?」
恋人の会話が唐突なのは重々承知しているつもりだが、
主語がなくては答えようがないと思った。
「あのね。俺の初恋の人は、亜貴ちゃんなんだよ☆」
「!!」
どうしてこの人は、恥ずかしいことをこうも簡単に言えてしまうのだろう。
と、真っ赤になりながらも、精一杯の勇気を振りしぼった。
「わ・・・私も・・・」
「ん?」
消え入りそうな声を聴こうと葛が身を屈める。
私の初恋の人も葛ちゃん・・・だから
葛は、耳まで真っ赤にしながら自分への想いを口にする亜貴を愛しそうに見つめる。
「そっか・・・なんか、遠回りしちゃったみたいだね、俺たち」
「ふふ。そうだね」
好きな人と手を繋ぎ、ただ黙って歩くことの幸せを二人はかみしめていた。
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